ガラスがいつ頃から作られているのか、はっきりとは判っていないようですが、多くの研究者が認めるもっとも古いガラスは紀元前25世紀頃に作られたものが有力と考えられています。最初に作られたと考えられている場所は、古代オリエントと呼ばれている地方で、よく知られているメソポタミア(チグリス川、ユーフラテス川流域から地中海東海岸に至る場所)で、古代文明の発祥地の一つと考えられています。アフリカ大陸からはじまったとする見解もあるようですが、現在ではメソポタミア説が有力なようです。紀元前15世紀頃からはアフリカ大陸のエジプトでガラスのびん容器の製造が最も進んだ地域であったようです。
製造方法の進化は、紀元前1世紀頃古代シリアで吹きガラスの技法が発明されたと考えられています。細い鉄パイプの先に溶けたガラスを付けて、息を吹き込み膨らませる方法で、現在でもガラスの成形などに使われる方法です。この方法によってガラス容器が簡単に作られるようになり、それまで貴重品とされてきたガラスは広く人々が手に入れられるようになったとされています。ローマ時代になって西ヨーロッパを経てそれぞれに発展していったとされています。
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